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【お客様の感想】颯爽と風を切って歩くのさえ楽しくなる!

40代 / 女性 / デザイナー

セッションを終えたときは、もうこれで終わりかと思うと寂しくて仕方がありませんでした。毎週ドラスティックに変わる自分の身体に驚いたり、違和感があったりの連続。今、セッション後1ヶ月になろうとしていますが、すっかり自分の身体を自分の手の中に取り返したというか、馴染んできたというか。重力に逆らわない形で変化した身体はきっと心地良いものなのでしょうけれど、妙な姿勢を無自覚で続けてきた自分にとっては、最初は違和感として感じていました。それが今では、前のように立ってみろと言われてもまったく思い出せないぐらい、新しいポジションを習得したという感じです。

ロルフィングの前に撮影した写真は、今見ると笑ってしまうぐらい前傾姿勢。10回のセッションを終えた写真の私は、ずっとずっと楽そうに立っています。受ける前、私は特に不調があるわけでもなく、猫背だからなんとかしなければというほど姿勢が悪いとも思っていませんでした。でも、思い切って受けてみてよかったです。正直こんなに変わるとは思っていなかったのです。もっと早くに受けておけば良かったと。

外見の変化は割合早くに感じました。普段は裸で鏡をまじまじと眺める機会もそうありませんが、セッション中はいろいろな変化が嬉しくて、思わず凝視していたのですが、お尻の上、腰のあたりにエクボが出現!これには驚きました。こんなものはそれまで、なかった。骨や筋肉があるべきところに収まったから出てきたのか。特に痩せたということもないので、それはそれは驚きましたし、何だかとても嬉しいです。ウエストがくびれたとパートナーに指摘してもらえたのも、 あ、やっぱり?私の思い過ごしではないのねと嬉しいご褒美でした。その他、鎖骨、背中の肩甲骨など綺麗にラインが出てきたように感じます。背中と腰の上に余計な肉はつかなくなりました。なんとなく中年っぽくなって嫌だなあと感じていたので、嬉しいです。

セッションの中で自分のそれまでの妙な癖を自覚することができたので、その後の生活の中では、自分の身体をどうしたら楽にしてあげられるかがわかるような感覚です。私の場合、右膝に力が入ること、集中すると奥歯を噛み締めてあごに力が入ることなどで、あ、力が入っているなと思って慌てて抜いたりしています。それができるからか、心地よい姿勢がわかったからか、不自然な姿勢が続くと気持ちが悪いので(それまでは気持ち悪いと感じることもできなかったわけですが)、自然と肩や首を回したり、動いたりしているようです。それまでは意識的にやらなきゃいけないと思っていたことは、まったく無意識のうちに自然にやるような身体になっているのです。だから、以前のように長時間のデスクワークをしても固まったりしないので、肩がこらなくなっているのには本当に驚きです。

ロルフィングは確かに施してもらうものでしたが、その過程やその後の生活では習得するものという側面が強いように感じます。やってもらったのではなく、すっかり自分のものにするという感覚です。最初は今ひとつわからないな~と思っていても、何となくわかるときが来ると確信できるのは、たくさんの新しい感覚のうち一つずつわかっていくことがあるので、いずれこれもわかるだろう、自然になっていくだろうと思えるのです。
急激に変わる箇所もゆっくり変わる箇所も、急激に変わる時期もゆっくりと変わる時期もあるだろうなと感じています。きっかけはロルファーの施術であり、言葉ですが、気がつくのは自分。単にやってもらったものはいつか戻ってしまうけれど、自分が気がつけば確実に変われるということ。ロルフィングの凄さは受動的で同時に能動的であること。そして、それは必然的な流れで、苦痛なんて何一つなく、そうあるべきだったのだという場所に落ち着いていく。不思議でなりません。

ロルフィングを受けた身体をもっとも意識できるのが、歩いているときです。歩くと調子が良くなるので、歩くのが大好きになりました。なんせ、疲れない。ずんずん歩けてしまうので、歩きたくてうずうずしてし まう。歩いていれば、大丈夫だろうという安心感。これは素晴らしいものです。それまでは、運動不足だなあ、スポーツクラブに行かなきゃ、泳いだ方がいいか、あるいは走るか、ダイエットも必要だとあれこれと考える必要がありましたが、ロルフィングを受けた身体と付き合っていると、とりあえず駅まで歩いておこうとか、ちょっと散歩程度のことで、ずいぶんとスッキリします。

ロルフィングはスポーツマンやダンサー、アーティストなど特別な人々だけのものでもないし、何か疾患を抱えている人だけのものでもなく、普通の生活をしている私のような人間が受けても、とても意味のあるものだと知りました。私はパートナーにぜひ受けてもらおうと思っています。40代の私と50代の夫の、これからの人生が健康で楽しいものになりうるように、自然でいられる、力を抜ける気持ちいい時間を過ごせるために、ロルフィングはとても有効な手段だと確信しています。

ロルフィングは凄い!といろんな友人に話してはいますが、どう凄いのかは言葉で伝えることは難しいです。残念ですが、受けてみないとわからないということ。颯爽と風を切って歩くのさえ楽しくなる。そん なことでしか伝えられませんが、それはそれは気持ちのいいことです。アイダ・ロルフ女史とYUKOさんに感謝!